午後から広報の仕事で外。事務所に行き着くだけで、もう汗かいちゃって・・・たいへんです。事務所で出された麦茶を、氷まで食べてしまいました(子どもです)。それにしても、新たな広報誌、だいぶん形ができてきて、うれしい。夏のあいだの宿題もふえたけれど。コンスタントにいい文章を集められるようにシステムをつくらねば。
夜からは、新宿で後輩の結婚パーティ。新婦さんは私と同い年のかわいい子猫ちゃんみたいな女性。
とってもお似合いだった。
いいなあああ、とみんなため息をつきつつ、二人が手をつないで帰るのを見送った。
研究者仲間としては、新郎はまだ定職についていないから前途多難!とも思うけれど、意外と、楽しい幸せなことは早くしたほうがいいのかもと思ってきた。われわれの世代の研究者は、まえのように就職して、生活が安定してから結婚、子ども・・・というライフサイクルの立て方は、もはやきつくなっているから。なんとか道はひらける!と思わないと、人生がくるう気もしてきた。でもこれって、いま上のほうで安定した椅子に座っている世代の責任でもあるよーな気もする。もちろん文科省が見通しをしっかりたてずに大学院生をふやし、他方で少子化社会になって大学での教員枠が大きく減っていることもあるのだけれど。意欲あるPDが定職につけない時代を、なんとかはやく終わりにしたいもの。生産性のない人は危機感をもつようなしくみにしてほしいわ。
かなりかなりひさしぶりに、成城のお気に入りビストロパリエで母とランチをした。
毎週、仕事で成城には出入りしているものの、寄る時間はなし。このごろの成城は、駅もすっかり変わって、私が中学生になった24年前当時!!(いま、計算して唖然となった)から成城の駅を通学路で使っていた者としては、なんだかよその駅のようだが、パリエは変わらない。
えびのクリームカレー(名前はちょっと違った)、母は豚さんの煮込み。そしてデザートのコンポートとアイスの盛り合わせ。うーん、美味。 ビストロのすぐ近くに、表具屋なるものがあることも、長年この前を通っていながら気づかなかった。
成城のあとは梅ヶ丘に行き、これもひさしぶりに美容院(Tink)で髪をばっさり切る。かなり切ったなあ。アフリカ行きにそなえて。おそらくさまざまなストレスで悪化していると思われるお肌のことを気にして、スタッフが相談にのってくれて全身つかってOKなシャンプーを購入。フィールドでは荷物と手間を省くため、ボディシャンプーでアタマから身体も洗っていると言ったら、よくないと怒られましたわ。
いずれにしても、石油がたくさん入っている市販のものは、肌が弱っているときはよりよくない。。
この日はこのあと恵比寿の皮膚科に行って、お薬をたくさんもらいました。
徐々にアフリカの準備を、やっと始めた次第。日曜もなかったので、ひさしぶりに身体メンテができました。
ひさしぶりの休み。夕方から、お友だちと表参道へ。東京レズビアン&ゲイ映画祭の最終日で、とっておいてくれたチケットで映画鑑賞。スパイラルで開催されてました、初めて足を運んだ。一緒に行ったお友だちは「セックスの人類学」でも一緒にやった人。私たちは世界中のいろんな地域のセクシュアリティをみているわけだけれど、、それにしても、いまの日本でみられる「文化」も独特であった。あの「文化」のつくられた背景が、もっと知りたいと思った。
帰りに、ちかくのカフェでお食事。外で食べるのが気持ちいい、ほのかな風が吹いていた。このお友だちに会うのも、もうアフリカから帰ったあとだ。。
昨日は今夏さいごの研究会だった。霊長類学者と社会-文化人類学者がつどって「集団」について、あれやこれやと進化史的視点から考えようというもの。5年目にして、やっとそれぞれが、分野の違いをこえて話せるようになってきたという実感が共有された。年末には、成果論文を書かないと!!
今日は、私が初めてケニアに行ったときにフィールドに居候させてくださった先輩のお宅にお邪魔した。当時は仲のいいすてきなカップルだなあと思っていたが、いまはすでに二児の親。このお子さんが、またまたすばらしくのびのびしていて可愛い。さっそくに一昨日もらってきた通信簿をみせてくれることから始まった。お姉ちゃんはほとんど「優」に相当する左側のラインに○が。弟くんは右側の欄に○が多かったけれど、音楽が「優」、算数にも「優」。なにごとにも楽しそうなのだ。また、お姉ちゃんのお部屋から彼がこっそりもってきたメモ書き(写真)。学校にいくまえにやること、なのだそうだけど「チャレンジ」が気になるなあ。
人間が独り立ちするまで、どう人生を歩くか、というのも、おそろしいほどに親がつくりあげる家庭の雰囲気や親の子どもへの対し方に影響があるんだろう・・・というのは否めない・・と想像できた。リビングには子どもたちが本をよめるような公開図書室、それぞれの机と椅子があって、カブトムシをたくさんかってて・・・さりげなくパパは怒るときはユーモアを交えながら押さえどころを押さえていう。質問には丁寧にこたえる。いろいろ学びましたわ。
そろそろ、周りの人類学者も外に出始めた。夏が始まったなあと思う。昨日も一人、この暑い夏からさむーいオークランドに出かけていった。赤道直下のいつものフィールドとは違って、荷物もいつも二倍だとか言ってたな。8月になったら、ますます人は減るだろう。ニューギニアに行く人もいる。もちろん、ケニアにそろそろ出かける人も数えるだけでも数人いる。日本で会わないのに、ナイロビで会う研究者もけっこういるもの。私も、やっと授業はのこすところ1コマ。徐々にアフリカ行きの準備をしなくては。
7月中の仕事はまだたくさんあるのに、すでに夏休み気分になりかかっているせいか、そして暑くなったせいか、うずうずとビールが飲みたくなる。
昨日は、分野の違う雪氷学のフィールドワーカーとお食事。一つの地域にずーっと通い続ける人類学者と違って、氷河を求めてチリ、アルゼンチン、ロシア、スイス、そして南極がフィールド。とくに南米がお気に入りだということで、南米系の食事をしようと調べてでかけた。
私は日本でわざわざアフリカ料理を食べに行くことはあんまりないけれど、いやあ、南米は盲点だった。ヨーロッパ系ならイタリアン、フレンチでなければスペイン、ドイツ、そしてギリシアやトルコ(ヨーロッパかどうかは別にして)。アメリカ大陸なら、メキシカンくらいだったけれど、南米はなあ。駒場にあるイグアナがトレードマークのかわいいお店へ。カツレツ風のお肉やパイ包み、ペルーのビール。なかなか美味でした。ペルーのビールは初めてで、ごきげん。しかも、店の雰囲気がリゾート系で、自分が知っているリゾート(ケニアのサバンナだったりするのだが)を思い出して、また気分がよくなった。なんだっけ、これは身体の心理的記憶ってやつで幸せになれるということだろう。
一緒にお食事したおともだちは、来週にはロシアにお出かけらしい。涼しくて快適とか。うう、私もはやくナイロビに行きたい。