サバンナで気ままに生きるシマウマのように

サバンナで気ままに生きるシマウマのように

2008年7月19日土曜日

人類学者は、続々とフィールドへ・・・

そろそろ、周りの人類学者も外に出始めた。夏が始まったなあと思う。昨日も一人、この暑い夏からさむーいオークランドに出かけていった。赤道直下のいつものフィールドとは違って、荷物もいつも二倍だとか言ってたな。8月になったら、ますます人は減るだろう。ニューギニアに行く人もいる。もちろん、ケニアにそろそろ出かける人も数えるだけでも数人いる。日本で会わないのに、ナイロビで会う研究者もけっこういるもの。私も、やっと授業はのこすところ1コマ。徐々にアフリカ行きの準備をしなくては。

7月中の仕事はまだたくさんあるのに、すでに夏休み気分になりかかっているせいか、そして暑くなったせいか、うずうずとビールが飲みたくなる。
昨日は、分野の違う雪氷学のフィールドワーカーとお食事。一つの地域にずーっと通い続ける人類学者と違って、氷河を求めてチリ、アルゼンチン、ロシア、スイス、そして南極がフィールド。とくに南米がお気に入りだということで、南米系の食事をしようと調べてでかけた。

私は日本でわざわざアフリカ料理を食べに行くことはあんまりないけれど、いやあ、南米は盲点だった。ヨーロッパ系ならイタリアン、フレンチでなければスペイン、ドイツ、そしてギリシアやトルコ(ヨーロッパかどうかは別にして)。アメリカ大陸なら、メキシカンくらいだったけれど、南米はなあ。駒場にあるイグアナがトレードマークのかわいいお店へ。カツレツ風のお肉やパイ包み、ペルーのビール。なかなか美味でした。ペルーのビールは初めてで、ごきげん。しかも、店の雰囲気がリゾート系で、自分が知っているリゾート(ケニアのサバンナだったりするのだが)を思い出して、また気分がよくなった。なんだっけ、これは身体の心理的記憶ってやつで幸せになれるということだろう。
一緒にお食事したおともだちは、来週にはロシアにお出かけらしい。涼しくて快適とか。うう、私もはやくナイロビに行きたい。

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