サバンナで気ままに生きるシマウマのように

サバンナで気ままに生きるシマウマのように

2009年3月21日土曜日

フィールドワークにかんするシンポ@早稲田


20日、春分の日。春です、春。私の誕生日もあと一週間。。
休日ですが、やっぱり研究室に行かざるを得ず、休日出勤。
その貴重な時間に、「くらしと制度をつなぐ会」の編集作業、質問まで電話にメール・・
ぎりぎりに走って早稲田にむかう。ここのところご無沙汰していた早稲田だが、学会のお知らせで届いたシンポの内容が面白そうだったので出かけることに決めていた。

「エスノグラフィーの素朴から方法論への革新へ―フィールド研究の深化をめざして―」

余語さんが問題提起。質的データ研究のながれ、そのなかでの人類学のフィールドワーク、エスノグラフィーの位置、といった内容。ウェブ時代の人類学の新しい方法として「ヴァーチャル・エスノグラフィ」といっている人。霊長類学の観察、分析、記述の方法、そして最後は社会学のネットワーク論の視点からの家族親族研究の方法、、 私のいまの関心事、ウェブ時代、家族・親族、ネットワーク、人類学、フィールドワーク、というキーワードに響くところはたくさんあり、勉強になった。ただ、デジタル技術の発達によるデータ収集の方法としてウェブの活用を考えるのはいいけれど、必要だけれど、どうもそれだけに偏りがちなのか?と思ってしまったり・・・あくまでも、切り口、着眼点の一つにすぎないのだということを前提に「フィールドワーク」して人間と人間の接触、ぶつかりあいを見聞き、ときに自分もそのなかに居る状態でないとなにも分からない・・・また社会学の場合は文化の違いを考えずに質問を考えているので、社会ごとの文脈、という点においての配慮が少ない!と思った。かなり、そのへんが単純な印象。。。

知り合いに、Fieldnetのチラシをわたす。
http://www.waseda.jp/assoc-wsca/meeting_sympo.html

0 件のコメント: